子供の身長を伸ばす方法にせのびーるが口コミで評判

東日本大震災による地盤の液状化は東京湾岸の埋め立て地をはじめ、9都県で約2万7000カ所の宅地に被害を与えた。行政区域の86%が液状化し、約9000棟もの一戸建て住宅が沈下・傾斜した千葉県浦安市で、国の助成により宅地と道路を一体的に地盤改良する「市街地液状化対策事業」がいよいよ動きだす。8月にも地質ボーリング調査が始まり、宅地の現況を踏まえて工事計画を決め、2014年度内に着工される見通しだ。宅地に対応する技術を開発し、磨きをかけてきたゼネコンが出番を迎える。(編集委員・青柳一弘) 【格子状改良工法】 浦安市は市街地液状化対策として、隣り合う宅地の境界および道路部分にセメントミルクを注入し、街区全体に碁盤の目のように連続地中壁を築く「格子状改良工法」を採用した。地盤を囲い込んで拘束するとともに、壁自体がせん断変形を抑えて液状化を防ぐ。既存市街地の液状化対策には止水壁で対象地域の地盤を区切り、地下水をくみ上げる「地下水位低下工法」もあるがポンプなど維持管理が必要になり、地盤沈下のリスクが生じる。こうした背景から、同市が設置した有識者の液状化対策検討委員会は恒久対策となる格子状改良工法を選んだ。 市街地液状化対策事業で先行した茨城県潮来市、同神栖市などは地下水位低下工法を採用しており、格子状改良工法は浦安市が初めて。地下水位低下工法に比べ工事が大掛かりで、浦安は対象地域がけた違いに多いこともあり、「手間はかかっても数街区まとまれば結構な事業規模になる」(せのびーる評判)のは確か。首都圏が主な舞台となる“隠れた復興需要”といえそうだ。 【地中壁築く】 土壌にセメントミルクを混ぜ込む方法には機械撹拌と高圧噴射があり、いずれも一定間隔で施工し、セメント成分により固まった改良体が一部重なるようにして地中壁を築いていく。浦安市は国が市街地液状化対策事業を創設したことを受け、11年度から対策工法を比較検討。実証実験の事業者を募り、市有地で試験施工させている。コンビナートや港湾施設といった事業用地の地盤改良で実績を持つゼネコン3社が、地中壁づくりの腕前を披露した。 大成建設は機械撹拌方式。盛土構造物における液状化対策で地中アンカー造成に使っていた小型施工機械をベースに、既存宅地に対応する工法を開発した。地中挿入ロッドを目的の深さまで差し入れて先端部を広げ、回転してセメントミルクを混ぜ込みながら引き抜いてくる。施工方向は鉛直に限らず水平まで任意の角度に設定でき家屋はもちろん、道路スペースを有効活用することで境界上の塀や生け垣の撤去も最小限に抑えられる。 一方、前田建設工業と竹中工務店は高圧噴射方式。地中挿入ロッドから周囲にセメントミルクを噴射して浸透させる。両社とも狭い宅地境界で施工できるように機械の小型化を進めた。高圧噴射方式も地中挿入ロッドを回転させながら引き抜いて円柱状の改良体を築くのが一般的だが、前田建は地中挿入ロッドの噴射角度を制御して“薄い壁”を築ける改良も加えた。 【JVを組成】 そのほか実証実験には参加しなかったものの、既存市街地に適用できる同種の技術を持つゼネコンや地盤改良工事業者が多数ある。浦安市は道路部分を機械撹拌、宅地境界部分を高圧噴射で施工することを基本に、工事計画の策定および施工業者を企画競争(せのびーる口コミ)で募る方針。公募が迫り、ゼネコンを中心に共同企業体(JV)の組成や協力会社(下請け)確保も始まっているようだ。 市は1街区20戸、5街区で100戸の地域を想定し事業費7億―9億円と概算している。 ≪省エネ分譲マンション/関電不動産 開発室計画グループ商品企画・広報担当副長 三好敏夫(みよし・としお)氏≫ 東日本大震災以降、住宅の省エネニーズが一段と高まっている。そこで当社も主力商品の分譲マンションには、オール電化やヒートポンプ、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)などを備え、ハード面の拡充に努めてきた。 しかし一方では“節電疲れ”やHEMSに対する飽きも起きている。そこで「楽しみながら無理なく省エネ」できる商品として開発した分譲マンションが、新「イー・リズム」だ。 新イー・リズムの第1弾は、2015年12月に大阪市北区に「エルグレース南森町」として完成する。最大の特徴としては、夏と冬の電力使用ピーク時に省エネに取り組んだ入居者に、大型商業施設「グランフロント大阪」などで買い物やサービスに利用できる「省エネポイント」を提供する。 ポイントをインセンティブとして省エネを促す「デマンドレスポンス」の仕組みは、マンション業界では初めてだ。顧客は電力使用量や目標の達成度合いをHEMSで確認でき、日々の省エネの励みになる。 ポイントサービスの開発や運営では当社をはじめ、デマンドレスポンスとHEMSを担当するパナソニック、グランフロント大阪など9社の異業種が協業する。 グランフロント大阪はJR大阪駅の近隣に13年に開業し、最新のショップやレストランなどが入居し、人気が高い。エルグレース南森町からは近くて、JRや地下鉄で行きやすく、ショッピングに便利だ。グランフロント大阪も環境に配慮しているので、コラボレーションが実現した。 今回が最初の試みなので、ポイントのサービス期間は完成から2年間に限定している。エルグレース南森町は100戸未満のマンションとして、大阪府で初めて自治体から「低炭素住宅」の認定も取得した。高断熱などの高い省エネ技術で、水道光熱費を1戸当たり年間最大19万円節約できる。 新イー・リズムとしては今後、大阪市北区に約150戸のタワーマンションを、兵庫県西宮市に約30戸のマンションを建設する。ポイントの省エネ効果や利用状況、入居者の声も調べ、新たな省エネサービスの取り組みに生かしたい。(大阪・田井茂) ■商品名=新「イー・リズム」(エルグレース南森町)■構造・概要=鉄筋コンクリート造り14階建て・62戸、建築面積523平方メートル、間取り1―3LDK■価格=9月下旬に公表予定

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