なた豆茶バイオマス産業都市さが

味の素は3日、バイオマスの活用で佐賀市と共同研究契約を結んだと発表した。味の素の九州事業所(佐賀市)のアミノ酸発酵工程から出る副生バイオマスについて、佐賀市下水浄化センターでの汚泥を原料にした肥料の製造や、同センターのバイオガス発電に向けた共同研究を行う。佐賀市はこれらの技術による廃棄物のゼロ化への評価や、環境負荷低減について評価を行う。九州事業所の副生バイオマスを肥料製造に生かす取り組みはこれまでも行っており、肥料中のアミノ酸含有量増加によるジャガイモの品質向上やアンモニアの発生抑制による臭気低減などの効果を確認してきた。 この研究をさらに進めて、副生バイオマスを活用した肥料による作物の品質向上効果を科学的に検証する。同時に副生バイオマスの利用価値を一層高めるため、バイオガス発電をはじめとした新規用途開発を目指す。 佐賀市は「バイオマス産業都市さが」をキャッチフレーズに、バイオマス産業を軸とした環境に優しいまちづくりに取り組んでおり、味の素も全面協力する。  サントリー食品インターナショナルは東京・京橋の本社を対象にしていた自主的英語研修活動「KEYプロジェクト」の対象者を、6月からサントリーグループ全体へ拡大する。サントリー食品インターナショナルもサントリーホールディングス(HD)も、海外企業や事業のM&A(合併・買収)を軸としたグローバル展開を積極化しており、不可欠となっている英語力の強化が狙い。 KEYは「京橋・英語・やってみなはれ」の略で、サントリー食品は同プロジェクトを2013年6月に京橋本社でスタートした。一般的な英語研修のように画一的なプログラムでなく、30歳くらいまでの若手社員を対象に各部署が独自の発想で英語力底上げの取り組みを行い、単語テストや1分間スピーチコンテスト、英語ランチなどさまざまの方法で英語を学習するのが特徴。 直近の米ビーム買収に見られるように、サントリーグループはグローバルな事業展開を加速している。このため、サントリー食品で成果を挙げている英語研修をグループ全体に拡大。食品、酒類に加えて研究所などで英語に対する恐怖心や心理的ハードルをなくし、国際化に向けた意識を高める。 川崎市中原区にあるサントリー商品開発センターや名古屋市中区のサントリーグループ名古屋支社内のサントリーフーズ、サントリービア&スピリッツ、さらにサントリーグループ全体の研究開発を手がけるサントリー研究センター(大阪府島本町)やサントリー技術開発センター(同)なども対象となる。 GreenT(なた豆茶)(東京都世田谷区、吉田愛一郎社長、03・5790・0611)は農家向けに、ソーラー発電システムのリース事業に乗り出した。保証金1000万円を預託し、保険やメンテナンス料込みの費用で月額22万円を支払えば、発電システムの設置やメンテナンスなど面倒な作業を同社が代行、農家は手間が要らない仕組み。売電収入を得たいが、設置の手間や電力会社への手続きが不慣れな農家に、手軽なソーラー設置手段として売り込む。 農林水産省は営農に関係ない田畑のあぜ道やのり面のほか、立てかけたソーラーの下で作物が栽培できるケースなどは認める方針を示している。GreenTは農家へのソーラー発電設置事業を山梨県北杜市などで手がけており、今回のリース事業も農家の要望を受けて開発した。 契約は農家が解約を希望しなければ20年まで更新でき、発電システムを途中で買い取ることも可能。買い取り価格は初年度が2000万円で、1年ごとに100万円ずつ安くなる。 また保証金の1000万円を用意できない農家へは、複数顧客へ分譲して金額を安くする相談にも応じる。 《企業や自治体、学校など、法人向けの旅行事業を中心に手がけるJTBコーポレートセールス。景気回復や訪日外国人などで、市場環境は追い風が吹く》 「2013年に訪日外国人旅客数が1000万人を超え、20年の東京五輪開催も決定した。新たなビジネスチャンスが芽生えており、法人事業をけん引する当社へのグループの期待は高い。JTBのブランド力を基盤に法人事業のプレゼンスを最大化したい」 《旅行事業は好材料が多いが、JTBグループは20年までの法人の旅行需要が年1・1%減少すると想定。一方、企業の海外展開に合わせて事業をグローバルに拡大し、海外支店などでニーズを拾うことが求められる》 「市場環境は楽観できないが、予測だけでは計り切れないポテンシャルはある。市場から支持される企業となるために、顧客の期待を上回る商品、サービスを提供しなくてはならない。海外で会議や展示会などを開催する企業も増え、国内外の拠点の双方向のつながりが大事になるJTBグループではアジアの拠点を中心に人材の派遣を積極化している」 《06年にJTBから分社化し、現体制になったのは11年の若い会社。組織力強化も必要だ》 「支店長や事業部長など現場の責任者に権限を与える。利益貢献の評価を営業利益に変動費を除いたものから経常利益に改め、次の経営者となり得る人材を育てたい」  《座右の銘は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。江戸時代の平戸藩主、松浦静山の言葉だ。勝ちには相手のミスで勝てる場合があるが、負けるときは必ず自分に責任があるという意味がある》 「単年度の業績は外部環境で良くなることもあるが、負けるときは自責しかなく、その理由を自分で分かっていないと、次の成長はない」(高屋優理) みなみ・かおる 81(昭56)法政大経卒、同年日本交通公社(現JTB)入社。08年JTB首都圏常務。10年JTBベネフィット社長。神奈川県出身、55歳。4月1日就任。

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