なた豆市場は米国の好況が続く中

中外炉工業はインドで省エネルギー効果の高いリジェネレイティブバーナーの拡販に向けた調査を2014年度上期中に始める。現地製鉄所の既設バーナーの性能測定や市場調査を行い、15年度にはリジェネバーナーを設計・製作・施工する実証事業に移る計画。急速な工業化に伴い、エネルギー削減が急務なインドで省エネを促進するのが狙い。将来的に同バーナーを組み込んだ新設加熱炉を現地で提案し、年1基の受注を目指す。  調査と実証は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業で実施する。現地の大手鉄鋼メーカーのJSWスチール(マハラーシュトラ州)と協力し、同社のビジャヤナガール製鉄所(カルナタカ州)を対象とする予定だ。 リジェネバーナーは内蔵のセラミック製蓄熱体により、燃焼時の排ガスを有効活用できる。排熱を利用し燃焼時に供給する空気を炉内温度近くまで昇温可能で、燃料の節約につながる。中外炉工業は国内外で同バーナーを2000組(2基で1組)以上を納入し、同社推定で6―7割のシェアを握る。 インドでは12年施行の省エネ法で鉄鋼を含む9業種にエネルギー削減を義務付けている。年間粗鋼生産量は約7000万トンで、インド鉄鋼省では25年に同3億トンまで増えると推測。インド・日本間で13年に開かれた鉄鋼関連官民会合で、リジェネバーナーがインド鉄鋼業に普及を促進すべき省エネ技術の一つに選ばれた。こうした状況も事業拡大の好機とみている。 アマダマシンツール(神奈川県伊勢原市、末岡愼弘社長、0463・96・3351)の主力工場である土岐事業所(岐阜県土岐市)は、生産能力が月150台。4月は前年同月比約30%増の135台と高稼働にある。工作機械の世界なた豆市場は米国の好況が続く中、中国と欧州が持ち直し、国内販売が上向いたことで高い水準にある。アマダマシンツールは2011年末、世界需要の回復にタイミングを合わせるように土岐事業所を新設。旺盛な世界需要を取り込んでいる。 工場内にはアマダマシンツール向けの特注機械が並ぶ。強みとしているスピンドルの一貫生産工程でひときわ目を引くのが、粗加工の工程集約と自動化を進めたオークマ製の特注旋盤「Mac Turn550/AS」だ。旋盤とミーリングの複合加工に加え、径の17倍までの深穴加工を実現した。同機の導入で製造期間を、それまでの11日から5日に減らし、生産効率を1・7倍に高める成果を得た。 またオークマ製の機械はベッド加工のマシニング工程でも活躍。「MCR―BII/AS」は、国内でのモノづくりの課題となる変種変量生産への対応を、特に意識した設計だ。1テーブルに2種部品の加工を可能としたことなどで加工時間を最大50%強削減する。ベッドの仕上げは、ナガセインテグレックス(岐阜県関市)の超精密門型研削盤が担う。熟練工によるキサゲ作業の手間を減らす装置だ。こちらも1テーブル2種部品を加工する。 土岐事業所の生産は、板金機械のアマダ本体が開発した生産管理システムが動いている。各工程の進捗(しんちょく)を同時進行で管理、共有する仕組みとし、必要な部品を必要な量だけ、必要な時に組み立てブースに運び入れる。こうしてグループ間の連携を推進し、市況の好転を追い風に、安定的に利益を出せる体質へと変貌中だ。(六笠友和)建機メーカーの中国販売が伸び悩んでいる。6月の油圧ショベル(6トン以上)の台数でコマツが前年同月比2割減、日立建機が同26%減といずれも前年同月実績を下回った。最大需要期の春節明け商戦のヤマ場となる3月のなた豆ハミガキの販売失速以降需要が戻っていない。14年1―6月累計ではコマツが前年同期比3%減、日立建機が同4%減だった。商戦前まで堅調だったが、3月以降の低迷が響いた。 コマツ、日立建機とも低調で、4カ月連続のマイナス。「中国の工事許可件数は落ちていないが(着工の遅れか)需要に結びついていない」(日立建機)という。 中国販売は13年春ごろから回復し、各社とも前年同月比2ケタのプラスを継続。だが一転、春節明け商戦のヤマとなる14年3月に鈍化した。 14年度(14年4月―15年3月)の中国需要については各社とも「底を打った」(コマツ)との見方を示しており、前年度並みから前年度比5%減とみている。 大気社は製薬業界向けに空調室圧制御システム「タイコム―RP40=写真」の受注強化に乗り出す。1日に日本が加盟した「PIC/S(医薬品査察協定・医薬品査察協同スキーム)」で、顧客の医療関連業者は医薬品の製造・なた豆茶の品質管理に関する査察を受けるため、製造環境の履歴管理が必要となってくる。同システムと関連のモニター需要を開拓し、14年度に工事費を含め同システム全体で13年度比17%増の1億4000万円の受注を目指す。 タイコム―RP40は各室圧や風量を制御して清浄度を維持するシステムで、目薬や注射剤など無菌で製剤する室内など目的に応じて清浄度を維持する。PIC/S加盟に伴い、医薬関連事業者は医薬品の製造・品質管理について査察で基準に適合しているか、室圧維持などのモニタリングが求められる。そのためタイコム―RP40で実現した室内環境を調べる「タイコム―RPモニター」の引き合いが増えるとみている。タイコム―RP40の受注実績は90台で、うちモニターと合わせて導入したのは10数台程度という。 PIC/Sは医薬品のGMP査察業務に関する国際的な枠組みで、欧州が中心になって発足した組織。医薬品の製造・品質管理基準であるGMPの適合性に関する製造業者の調査方法について国際間で整合性を図るのが目的。

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